お勧め 経済のしくみ

経済ってなあに?3 リスクヘッジから生まれた先物取引

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今日は先物取引の話

先物取引はマネー経済ではなく実体経済の中で必要とされ生まれた取引。

輸出会社A
1㌦100円の時に米国に1万ドルの車を売りました。100万円で売ったつもりですが
お金を受け取るときに1㌦120円なら120万円で20万円分得したことになりますが
もしも1㌦80円になっていたら80万円しか入ってこない 20万円損してしまいます。
この会社は確実に100万円欲しいんです

輸入会社B
1㌦100円の時に米国で1万ドル分牛肉を買いました。
100万円で買ったつもりですが
1㌦120円なら120万円の支払いになりますが 1㌦80円なら80万円の支払いで済みます。
この会社は出費は100万円で済ませたいんです。
この両者が1か月後に100万円と1万ドルを交換しよう!と約束します。
これが先物取引なんです。この両者を結びつけるのが先物市場です。

例えば株式市場では、配当権利取りと言って
3月末や9月末に配当をもらう権利を取る目的で
株が買われるのですが、権利を取った後は売られるわけです。

配当権利取り=株を買う人が増える=株は高くなる
権利落ち=株を売る人が増える=株は安くなる

せっかく配当をもらえる権利を取ったのに、株が安くなったら損してしまう!

こういう場合は株を買って配当権利落ちする前に先物を売って利益確定してしまうのです。
そうすると株の現物売買での損失をなくすことができますね。
これをリスクヘッジと言います。

まあ一般的に個人投資家は先物ではなく株の信用売りとかで利益確定しますけどね。
先物取引は本来はリスクを減らすために生まれたということです。

結局は・・その売買で益を得ることを目的になっていくんですけどね。

この次はそういった、お話を書きますね。

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